恋で人生を捨てられますか?

“愛”でなく恋”というところがいい。ただ、この年で恋となると・・・人生と引き換えになるらしい。まあ、最期に「いい人生だった」と笑えるなら、それも悪くはない。もちろん機会があればの話だけど。

展開が速いせいか、最近のドラマは無理矢理なところも多いんだけど・・・『同窓会』はどっぷりはまって見ているせいか、あまり気にならない。45歳にもなって“プラトニック・ラブ”という設定も素直に見ていられる。黒木瞳の“演技力”の賜物かもしれないけどね。

“Platonic love is love from neck up(プラトニック・ラブとは首から上の愛である)”とはアメリカ作家の名言だけど、そこまで行きつかない二人を見ても不自然に思わないのは、まだ微かに“恋心”をわかっているからか?それとも、失われてしまった“恋心”を懐かしく思っているだけなのか・・・。

人生を賭けるに十分な“出逢い”なんて、そうあるもんじゃない。ましてや同窓会で再会して・・・なんてことは、実際にはほとんどない。それでも『同窓会』に惹きつけられてしまうのは・・・“ラブ・アゲイン”願望があるのかな?ドラマのような展開は期待できないけど、「ときめく心」はいつまでも抱いていたい。