あと9回で・・・記念すべき40Lだ

血を見るのは怖いけど、献血するのは好き。“血”だけじゃない、注射もからっきしダメなワタシ。なのに、献血するのは好き。人間ひとつぐらいは人様のお役に立たなければ・・・というわけで、高校生の頃からずっと、しかもこまめに献血してきた。計算してみると・・・“36L”ほどが世に出回ったことになる。この量って、どうなんだろう?少しはお役に立てているのかな?

今の職場には、定期的に献血車がやってくる。三ヶ月に一度の割合で、三日ほどの“滞在”だ。「夏場はあまり協力してくれる人がいない」と、日赤の人も今回は勧誘に忙しい。昨日はあまりに眠くて「ごめんなさい」しちゃったけど、今日は「喜んで!」と、献血会場に足を踏み入れた。

問診と血圧検査を終えると、外に停まっている「献血バス」へ・・・セルフサービスである。まあ、建物の出口からバスが見えているから、迷う人はまずいないだろうけど。ガラス製の扉を開けて外に出ると、青い空を背にして、南風に乗った綿雲が次から次へと大移動している。明日からの猛暑を予感させる蒸し暑さが、あっという間に身体にまとわりついてきた。

バスの前方にあるドアを開けると、先客が一人、血液検査を受けていた。献血車には珍しい男性の検査士さんだ。まだ慣れていないのか、識別用のシールを貼ったり血液の比重を検査したりするのが、何だかぎくしゃくしている。ワタシの後に検査した人は・・・針がうまく刺さらず、血管の上に外れてしまったらしい。ガンバレ、若者よ!

献血が終わって、仕事も終わって・・・いつの間にか雨雲に覆われてしまった空を眺めながらの帰宅。その雨雲が西日をうまく隠している。湿気と熱気が互いに打ち消しあっているような、肌を触る風はそんな微妙な感触だ。辺りの水たまりもすっかり小さくなって・・・アスファルトを黒く染めているだけ。土にだけ水気が残り、踏みしめる足の裏からしっとりとした感覚が伝わってくる。

どうやらMX408も同じらしい。「コースは、乾ききっていたので、ちょうど良いお湿りでした!」・・・明日は猛暑復活らしいから、午前中と持たずに散水かな?夜積みして早目に休んでおかないと・・・血の気が失せている身体が暑さに耐えられない。

で、支度を始めたら・・・ヤバい、2ストオイルがなくなってる!「まだ一日ぐらいは大丈夫」と思っていたのに・・・先週kubo-chanと大きいお姉さんの言うことを聞いて買っておけば良かった・・・明日、途中で買いに行くしかないかー。すいません、用意しておいてください!