いつもの練習ともレースとも違う・・・充実の一日(最終話)

※今日8/12は谷田部で「夏フェス feat. 408組」。詳しくは近日公開!?・・・お楽しみに!

太陽が傾き、テントに入り込む陽射しを避けながらの昼食。冷やしタヌキうどんやらカップ焼きそばやら・・・およそイベントらしからぬメニューが勢揃い、いつもの昼食風景だ。昼休みの後は、またまたさやちゃんスクールを“外野”からチラ見。小さなコブを使った“ジャンプ”の練習だ。一人一人の走りを見て、一人一人に丁寧に話しかけているさやちゃん。その熱心な先生振りに隣で見ていた“大御所”も感心しきり・・・「いい娘だねぇ」。全日本ではあまり“青い旗”を振らないTEAMナノハナだけど・・・次は盛大に旗を振って応援しなくっちゃ!ガンバレ、さやちゃん!

スクールにも刺激を受けての午後は、何となくryoと絡む展開に。4連はもちろん、唯一のテーブルトップも封印して、肋骨を刺激しないように走るryo。当然こちらに“分”はあるのだが、なかなか前に出させてもらえない。怪我の功名か、いつも以上に滑らかにコーナーを繋いでいくryo、スタンディングの後ろ姿も綺麗に見える。それでも吉友さんとshow-gのおかげか、いつになく楽しく追走劇を演じられているような感じだ。最後の最後、フープスの出口でインから強引に前へ出て、そのままチェッカーを受ける。肋骨が折れている奴に頭取られたままじゃあ、格好がつかないし・・・終わりよければすべてよしと!ryoの傷口が広がることもなく、二人して無事に練習走行を終了だ。

すべてのクラスの練習走行が終わって、このまま閉会式かと思ったら・・・scrappyさんの発案で「全日本レディース#3“安原さや”vs城北R」のエキシビションレースとなった。参加者が見つめる中、5台のミニモトによる“3周(実際には4周になった!?)のガチンコ勝負”がスタート、レースはさやちゃんが3番手で進行していく。アウトバンクいっぱいに加速しながら、先行するイン側のライダーをパスするさやちゃん。その姿に「鳥肌が立った」とryo。結果は、ラストの最終コーナーで城北Rのkuboさんを力で押しのけて、さやちゃんが勝利!面目躍如というか、さすがというか・・・勝利への執念?!が“プロ”っぽい。4連を流れるように2コ2コで跳んでいったshow-gの姿といい、元気が出るレースを見せてもらった!

saitoさんとmachi-sanと一緒に、一週間もしないで“再来”になりそうなので・・・今日のキャンプは取り止め。歩希ちゃんもいないことだしね。閉会式の後は、おしゃべり半分、片付け半分で、のんびりと時間が過ぎていく。西へと大きく傾いた太陽が、木立の奥に姿を隠して、パドックにも少し涼やかな風が舞うようになっていた。マシンと荷物と、得難い“財産”を詰め込んだBongoは、行きよりもかなり重くなっているようだ。モトパーク森での二回目が近いうちに企画されることを期待しつつ、コース出口の坂を下っていく。左手の雑木林の向こうに、太陽が半分落ちかけていた。scrappyさん、楽しい一日をありがとう!