下りとジャンプ・・・どっちもまだまだ、永遠?!の課題だ~その2

最後の急坂をゆっくりと上がり、パドックに出る。遮るもののない眺めは相変わらず、芝生の緑が陽射しを浴びてきらめいている。コース上、上りストレートにブルが停まったまま・・・8時を過ぎたばかり、我々が一番乗りだ。

満載の荷物に、RMとCRF・・・Bongoから、順番に外へと降ろしていく。平地ならすでに汗だくだけど、妙義が目線の高さに見える山の上、荷室を吹き抜ける風が暑さを忘れさせてくれる。下界とはえらい違い・・・その標高は伊達じゃない。

初モトクロスの兄ちゃんはレンタルのKX250F、CRF150RⅡを“自分仕様”に仕上げている連れが、その世話を焼いている。まずはエンジンが安定するようにアイドリングを調整・・・この後すぐに市販車とはまったく違う「反応」を味わうことに。kappaさんもまだ到着する気配はなく、ほぼ“貸し切り”で走行開始だ。

コースは、このところの雷雨で砂が流されていて、GWのようにフカフカした感触がない。どこかコンディションのいいMX408に似ている。ただ、全開で駆け上がる長いストレートは、駆動力が路面に喰われることもなく、その加速感は爽快そのもの。ココを走るだけでも、榛名まで来た甲斐があるというものだ。頂上付近の黒土、そして裏に回ってからの下りには、まだ水気が残っていて、攻めるにはもう少し乾いてほしいところだけど・・・明るい林間は楽しく走れそうだ。

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連れのセットアップが終わるまで、2、3周してはパドックに戻るの繰り返し。高低差のあるコースに馴染んできた頃・・・パドックにkappaさんの登場だ。赤い#168のマシンを降ろして、せっせとエアエレメントを交換しているkappaさん。黒地に金色のウェアが“小悪魔”風でよく似合っている。GW以来の再会、ryoが一緒じゃないのが残念だ。

<いよいよRM VS CRFの第1ラウンド開始・・・結果は次回>