秋の気配が新しい出会いを予感させる

太陽が雲間を行ったり来たり。陽射しが奪われた庭先は、動き回っていても暑さを感じない。風が冷たく感じられる。空には雲が多いものの、気がつけば秋空、乾いた空気が涼やかな風になって吹き渡っていた。夏の終わりなんて、案外あっさりとしているのかもしれない。気がつかないうちにじゃなくて、気づいたら季節が移っていた・・・そんなことになりそうな予感のする朝だ。

昨日に続いて今日も“整備日和”、KXのリンク周りをグリスアップだ。猛暑日のような暑さはないけど、ガレージでの重整備に汗が流れて止まらない。そして、こうしてKXのリンク周りを整備していると、いつも同じことを思う・・・「もう一本、腕が欲しい」。そう、ニコ・ロビンのように。左手でボルトの頭を押さえて右手でナットを回す・・・外す時は特に力が入る。タイヤが着いていないせいで、力一杯ナットを回そうとすると・・・車体が倒れそうにブレてしまう。そんなとき、さっと車体を押さえてくれる腕があったらいいんだけどな。

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各部のベアリングにグリスをたっぷりと封入して、夕方前に本日の作業を終了。ちょうどMX408の終了時間「3時30分」を過ぎたばかりだ。パーツクリーナーを手に吹きつけ、半ば強制的にグリスを洗い流して・・・マツダVerisaの試乗に出かける。昨日は日産のCube、こちらは展示車両だったけど。補助金の補てんが今日ぐらいに締め切られるという各社・・・売り込みが激しい。Spikeの後継機は果たして初の日産車か、2台目のマツダ車になるのか・・・決まっているのは「どちらも白」ということ。珍しく迷った挙句にどちらを選んだのかは・・・いずれまた!