まだ見ぬヒカリ 求め・・・どこまでも行くよ
一晩経っても、まだ耳の奥に残る旋律・・・そして、感傷的で物語をなぞったような歌詞。ONE PIECEのオープニング『One day』は、ルフィの想いが散りばめられていて・・・ちょっぴり切ない気分にさせられるけど、静かな勇気をくれる、いい曲だ。
ONE PIECEの主題歌には、出来の良い曲が多い。ほとんどが明るく前向きな歌ばかりで、“海賊たちの冒険”を大切にしている詞が、またいいところだ。しっとりとした『One day』も、曲調こそオープニングには合わないけど、話の軌跡を素直に描いている。「僕の中に流れる声は ずっとずっと僕を支えてる」・・・エースはルフィの中で生きている、というのがたまらなく、いい。
『One day』の前は、『ヒカリヘ』がお気に入りだった。困難に立ち向かっていく“麦わら海賊団”そのものの歌詞に、50目前の大人が幾度元気をもらったことか・・・。「波間にゆれてる 絶望を抜けて 水平線の向こう側 目指して」。そんな歌詞に背中を押されて・・・浮世の“新世界”へと船出することにした。
僕は今 さがしはじめた 水しぶきあげて
果てしなく続く世界へ
あふれだす情熱を胸に どこまでも行くよ
まだ見ぬヒカリ 求め
荒れた航海になりそうだけど・・・“まだ見ぬヒカリ”、何かワクワクするね!良い風が吹いているといいな。