癒される空間がココにも・・・何という果報者だろうか

復活した真夏日のおかげで、朝からミンミンゼミまで鳴き出す始末。そのまま太陽が昇りつめた真昼は、降り注ぐ陽射しが痛いぐらいだ。これまでの力強さは感じられないものの、涼しさに慣れ始めた素肌を必要以上に刺激する。そんな陽射しあふれる昼休み、眩しい光を受け止めながら、ご無沙汰しているWESTWOODと急ぐ・・・イバMOTOの事前エントリーが今日まで、練習帰りにと思っていたら結局“事前練習”は出来ず仕舞い・・・せめてエントリーはお店で!と昨夜から決めていたのだ。

休み明けの午後らしく、駐車場に停まるクルマはない。11モデルのKX250Fが出迎える入口から中へ・・・ホッとする冷気が、まとわりついた熱気を取り払ってくれる。モトクロッサーが両脇に並ぶ狭い通路を通ってレジの奥を見ると・・・saitoさんとkubo-chanが仲良くパソコンでお仕事の真っ最中。「ご無沙汰してます!」と声をかけると、二人揃って「ああー久しぶり!」。“夏フェス”以来のsaitoさん、まだ完治していないようだけど、だいぶ調子がいいみたい。「浮気して、福島なんかに行っちゃって・・・」と、すっかり“浮気者”扱いだ。何だがちょっぴり嬉しい気もするけど・・・。

怪我の具合やコースの状況、イバMOTOに気合十分のカレのことなど・・・久しぶりなので話が弾んでしまう。二人で盛り上がっているところに、二階から大きな人影が降りてきた・・・昼食を済ませた大きなお姉さんの登場だ!こちらもお互い「久しぶりぃ~」。いつもよりちょっとだけ柔らかな微笑みは・・・一月振りの再会を喜んでいたわけではなく、昼食のすぐ後で眠かったから?だとすれば・・・ちょっとだけがっかり?!だ。それでも、くだらない話をしているだけで気持ちがゆるんでいき・・・束の間、楽しい時間を過ごさせてもらう。「じゃあ、また日曜日に!」・・・やっぱりこの雰囲気は、ココじゃないと味わえない。良い人たちに囲まれて、恵まれた空間を“ホーム”にしているワタシは・・・果報者だ。

仕事を終えて、Tシャツ一枚で走る帰り道。蒸し暑さを増長するように灰色の雲が空を覆っている。予報では23日から雨が続くという。その予報が現実に思えてきてしまうほど、重たい風からは下り坂な感じが伝わってくる。saitoさんによれば、今がベストコンディションのMX408・・・できればあまり降らずに、良い状態でイバMOTOを迎えたいところだ。