ちょっと柔らかいけど・・・申し分のない“全開ワールド”に全員満足!~その5

<昨日の続き>

細かいコーナーは別として、上りは全く歯が立たない。さすがは450の排気量、格が違い過ぎる。お互い譲らないまま走行を続け、途中から乱入してきたryoと3台が揃ってパドックに戻ってみると・・・すでに12時を回っていた。

朝方の涼しさで思わず選んでしまったカップ麺・・・陽射しから逃れていても、食べると汗が滲んでくる。今となっては暑さを増長させるだけ、ちょっと失敗だった。さっさと平らげて少しうとうとしながらくつろいでいると・・・いつになく、とんちんかんの動きが早い。だいぶVirusが回ってきたようで、楽しくってしかたがないみたいだ。「腹ごなしにいくよ!」、kazuの一言で全車一斉に火が入った。

高校生組の元気な走りでいくらかギャップが出てきたものの、午後になって、ほぼベストコンディション!CRFの排気音もだいぶ力強く響くようになってきた。前を走るKXの排気も少し焦げくさい。エンジンが壊れるんじゃないか、と思うほど開けっ放し・・・ryoの走りも元気いっぱいだ。サイレンサーからカーボンが垂れていないことを喜ぶryo。あれだけ開けていれば・・・エンジンがくすぶることはないよ!

パドックに戻る度に「気持ちいいー!」「楽しいー!」を連発するとんんかんの三人。「連れてきてもらってよかった」と言われると・・・ちょっとうれしい!走りだけじゃない、すぐ目の前で炸裂する“生バックフリップ”に、空を仰いだままの三人。ランプの足下まで行ってデジカメを構えるkazu・・・子供のようなはしゃぎっぷりは、本気で楽しめているようで何よりだ。

<手厳しい洗礼を受けてしまったのは誰?・・・次回、最終話に続く>