好天がもたらした、実り多き一日

「朝の天気で」と話していた朝は、陽射しが降り注ぐ、予想外の好い天気。昨日の夕方に決めた半谷行きも、この日和なら行かないわけにはいかない。とんちんかんのmasaru-chanとナノハナのワタシと・・・いつものハイエースコンビだけでの練習は、今日が初めて。夜積していなかったRMと荷物をハイエースに仕舞い込んで・・・午前8時、半谷モトクロスパークに向けて出発だ。

ガソリンと昼飯を仕入れるのに寄り道した割には、8時40分過ぎに現着、我が家からもっとも近いコースだけのことはある。小道からパドックに出ると、見慣れたゼッケンのCRF250R・・・#21はkusabaさんだ。ダンナさんも一緒、見慣れないハイエースに乗っての登場に戸惑っている様子が見える。クルマを降りて久しぶりの再会に喜んでいると・・・「あっ、動かないで!」とkusabaさん。と、視線が交差することなく、“じっとしている”ワタシのおでこに右の平手がバシッ!kusabaさんの右手には血塗れで潰れている一匹の蚊が・・・額の流血をティッシュで拭ってくれるkusabaさん、朝から気合いの一発、ありがとうございました!

逆回りになってから一度も走らないうちに、大がかりに改修されてしまった半谷モトクロスコース。masaru-chanも初めてだし、「とりあえず歩いてみようか」と二人でコースに向かう。コースINのところまで来ると、ちょうど戻ってくる二人組の姿・・・手には大きめのビニール袋とキャンプ用のトング。二人組の一人、顔見知りの方が「あれ?手ぶら?・・・じゃあ、これ」と使っていない空の袋を手渡してくれる。「ゴミ拾い?」と訊くと「これこれ!」とビニールの袋を開いて中を見せてくれた。栗だ。コース上にたくさん落ちているらしい。もらった袋を手に、masaru-chanと二人してコースを歩き始める。

肝心のコースはと言えば、横幅も十分、距離も長くなって楽しめそうな感じに変わっていた。問題は・・・不意に足下がすくわれる滑りやすい路面と、避けようのない二つの大きな水たまりだ。何にしても・・・走らなきゃ始まらない。パドックに帰って着替え始めていると、向こうからざりパパさんがやってきた。どうやら連チャンのよう。kusabaさんの横にはharada師匠のKTM85SX・・・いつもの顔ぶれに、ちょっと嬉しくなってしまった。今日も気分良く走れそうだ。

<久しぶりの半谷、お味の方は・・・次回に続く>