氷点下で始まった“冬フェス” in 谷田部

芽吹大橋を越えて一つ目の交差点を右折、県道3号線を東に走る。飯沼川に架かる橋の欄干、表示板が点灯している気温は・・・“-2℃”。道路の脇に広がる田畑には、細かく砕かれた氷が白い粉のように敷き詰められている。東の空に横たわる雲の帯が太陽をすっぽりと隠していて、冷たい朝は一向に暖まる気配がなかった。

隣にryoの姿がないのは少し寂しいけど、予定どおりに“谷田部”へと向かう。あれから四カ月、MX408でお馴染みの顔が揃って真冬の谷田部で走り初め・・・さしずめ“冬フェス”と言ったところだろうか。CRF150RⅡ用のハイオクが用意できなかったので、ガソリンスタンドを探しながらの道中、ドアガラスがうっすらと曇ってきて・・・天気予報が言うとおり、今朝の冷え込みは相当厳しいようだ。

まだ正月も三日、走るクルマも少ないけど・・・開いているガソリンスタンドもセルフが一軒だけの“お寒い”状況だった。結局ハイオクを調達できないまま、コース間近のファミリーマートに到着。何度電話しても出てくれないsaitoさんに業を煮やし、machi-sanに連絡すると「10L持ってるから」と嬉しい言葉が返ってきた。すでにコースの近くに来ていると言う。ガソリンスタンドを探す手間が省けて・・・ワタシもそのままコースへと急ぐ。県道から外れて田んぼ道を進んでいくと、視界にmachi-sanのVanetteが入ってきた。VanetteとBongoが連なって、最後の砂利道を走っていく。この二台のランデブーは、そうそう見られるもんじゃない。

※saitoさんに連絡が取れなかったのは・・・ワタシがIS03を使いこなせていなかったからでした。saitoさん、ゴメンナサイ!

<賑やかな出来事のひとつひとつは次回に>