やっぱりココでなくっちゃ・・・炎の“初乗り” in MX408~その2

いつものようにryoが先行、白地に橙色の背中を見送ってから身支度を始める。iguchi師匠と揃いのウェア、できれば二人一緒にコースインしたかったところだけど・・・“待ち人来たらず”ではしかたがない。クラッチレバーを握り、シフトペダルを踏み込んで・・・ホームの“初乗り”へ、ゆっくりと左の人差し指と中指を開いていく。

夏には陽射しが容赦なく照りつける、遮るものがまったく無いMX408。この解放感の下、慣れ親しんだコースを確かめるように一周回ってみる。踏み固められた土に整地されたストレート・・・ココでしか味わえない接地感と速度感に触れて、これがホントの“初乗り”、そんな気がした。

コンクリート並みに固くなった路面に、細かい土が浮いていて・・・半クラッチを当てた途端にマシンが滑っていく。濡れた時とは違う、マシンが“何とかなる”範囲で滑るのが、いかにもMX408らしい。きれいに均されて、全開に出来るストレートも健在だ。ただ、完全に日陰になっているせいで、奥のストレートを走ると冷気が薄いジャージを通り抜けて・・・一気に身体が冷たくなってしまう。これも冬のMX408らしい。

遅れて合流したiguchi師匠とも絡んで走れて、ryoもKXの慣らしを終えて・・・無転倒のおまけまで付いて、MX408での初乗りも無事終了。バイトの時間が迫っているryoのおかげで、のんびりする間もなく、今度はお店へ・・・WESTWOODに顔を出すのも今年“初”だ。

<三日目?!炎の三連チャンに備えて・・・今日もこの辺で>