やっぱりココでなくっちゃ・・・炎の“初乗り” in MX408~その5

風もなく、陽射しには穏やかな温もりが感じられる。春先を思わせる陽気に包まれているだけで、どこかほのぼのとした気分になってしまう。昨日の走りが身体に残っていることもあって、RMを降ろしたもののウェアに着替えらえないでいると・・・背中を押してくれる人が現れた。大御所、okano師匠だ。

谷田部エンジョイスポーツランドで初乗りをすませたというokano師匠。まだそのときの筋肉痛に悩まされているらしい。ひと月ぶりの再会に、しばらく談笑していると、iguchi師匠のハイエースもやってきて・・・子供たちに負けず、大人たちのミニモトも賑やかな顔ぶれになってきた。

いつしか気持ちも逸り、フルサイズの2クラスが終わる頃には走る気満々。Aクラスの二本目、10時に合わせてRMを入念に暖機する。二日目のスタートにギヤをシフトすると、視線の先でマルガリ~さんとバーニーさんの背中がスターティンググリッドへと向かっていた。

湿った土が少しだけ引っかかってくれて、滑り出しもいくらか緩やかな印象だ。ただ、今のリヤタイヤでは滑ることに変わりはない。コーナーの立ち上がりでスロットルを開けていくと、たまらずに空転を始めるリヤタイヤ。ヤレたタイヤに腕の無さをヘルメットの中で嘆いていると、けたたましい2ストロークの排気音が、すぐ後ろに迫ってきた。

音の主は二台のYZ85LW、例の二人だ。そこにtomobeさんのRM85Lが加わって、完全にバトル練習になっている。その三台に飲み込まれ、「少し引っ張ってもらう」じゃすまない、本気の走りをさせられる破目に。まだ一本目だというのに・・・だ。まあ、彼らは二本目、“エンジン全開”で走るのは納得できる話だけど。

<肝心なところは・・・また次回に>