デタラメで笑いあふれる土曜日♪~わらしべ長者編2/2

とりあえず立ち上がっているmori-yanがコースに戻ってこないのは・・・マシントラブルだろうか。すぐにフリー走行終了のチェッカーが振られて、短めの、それでも全力の走りに満足しながらパドックへと引き返す。気温も上がって、額には汗が浮かんでいる。肌が濡れる感覚は久しぶりだ。タオルで汗を拭いながら、デッキチェアーを持ってやってきたokano師匠とざりぱぱの話をしていると・・・とぼとぼとマシンを押し歩いてくるmori-yan。クラッチレバーが“く”の字にひん曲がっていて、そのレバーがつっかえ棒のようにグリップに食い込んでいる。クラッチが切れなくて走れなかったんだ・・・納得。左の肩と足首に痛みはあるが、とりあえず大したことは無いらしい。

「タダじゃ起きなかった」と、左肩を抑えながら、何やら自慢げなmori-yan。聞けば、転んだ拍子に、珍しいものを拾ったらしい。痛む身体でCRFを引き起こして押し歩くフープスで見つけたのは・・・何と、ステムナット!しかもワッシャ付き!!遊びに来ていたざりぱぱが思わず「それ、オレのだ!」。「YZに乗ってる女の人が探してたって言うから、渡してきたけど」・・・「それも、オレのだ!」。そう、それはざりままさん。ざりぱぱの奥さんだ。「砂漠でダイヤの原石探すようなもんだ」「見つかりっこない」とさんざん話していたばかり。必死になってコースを歩きまわっていたざりぱぱが、一番「信じられない」って顔をしている。ワッシャと一緒に見つかるなんて・・・ほとんど奇跡だ。まあ、何はともあれ、これで走り続けられる・・・良かったね、ざりぱぱ&まま!

<その後もざりぱぱは絶好調!冴えわたる饒舌ぶりは次回に>