Celebrate the 38th anniversary

インフルエンザウィルスに負けたワタシを気の毒に思ったのか、折からの寒波は雪までちらつかせて・・・コース練習が見送りになった土曜日。晴れ渡った空に、まだ体を休ませろと、風が唸っていた。本当なら、iguchi師匠とひと勝負した帰り道、途中のコンビニで“100円チョコ”でも仕入れて、それをかじりながら聴いているかもしれないはずだった・・・確か、Bongoのカーステレオの中には、kissのオールドナンバーが詰まったMDを入れていたはずだから・・・。

kissが『KISS』のタイトルで“処女作”を世に送り出したのが・・・38年前の今日、2月18日。KISSONLINE.comにそう記されていた。収録されている曲は、どれも「馴染みがある」という言葉だけでは表せない、想い出の沁み込んだ曲ばかり。もちろん発表されたのは本国で、日本ではまだ紹介すらされていない・・・日本に向けて“カタカナ”で自己紹介を記した二作目でさえ、同じ時期には発表されていない頃の話だ。

ジャケットに映されている四人の顔は、簡素になったいつもの顔とは少し違って見える。Peterなんて、ずいぶん手の込んだ化粧の割には・・・猫には似ても似つかない怖さだ。それでも記事に添えられたKISS ARMYのビデオを眺めていると、無邪気な自分に会えるような気がしてくる・・・そう、夢中になって曲を奏でている、この四人のように無垢な自分に・・・。

KISS

1. Strutter

2. Nothin' to Lose

3. Firehouse

4. Cold Gin

5. Let Me Know

6. Kissin' Time

7. Deuce

8. Love Theme from KISS

9. 100,000 Years

10. Black Diamond