ライムグリーン、発進。 2

受付に並ぶトランポ。その一番後ろが、コースの敷地にギリギリ入ったところで切れている。すぐ前は、ニセmanabuのハイエース。スモークが貼られたバックウインドウに映る車影は、間違いなくKX85Ⅱ。まったく、いつになったらフルサイズに戻るのか・・・それでもコイツのおかげで、このところずいぶん楽しく走れている。すっかりミニにも慣れて、ブイブイ言わせているのがちょっと癪だけど・・・今日は、ちょっと相手ができそうにない。そのハイエースの先に、まだ5,6台はつながっていそうだ。ここ最近、9時を過ぎて到着していたから・・・受付で待たされるのは、ひさしぶりな気がする。

遠くでsaitoさんが、走行申込書を確認しては、一台ずつパドックへ通していく。その申込書を挟んだボードを持って、受付とトランポを往復しているのはmachi-sanだ。今日は走らず、旗振りらしい。見れば関係者用の駐車場所に、vanetteが停められている。そんな様子をフロントガラス越しに眺めていると、前のハイエースからニセmanabuが降りてきた。暗いbongoの荷室を覗き込んで、「やっぱり、緑だ」と新しい相棒の姿を確認しては、さっさと戻っていく。列が流れて、machi-sanとsaitoさんの真横にbongoが着いた。二人も荷室を覗いては、「あっ、緑だ」と納得して離れていった。

<つづく>