パンスターズ彗星

3月10日。今年はめぐり合わせが良くて、休日の日曜日。その日、太陽が西に沈んだすぐ後・・・宵の空低くに、彗星が見られると言う。うまく輝度が増してくれば、肉眼でも見えるようになるらしい。それが「パンスターズ彗星」だ。「雨男」の記念すべき一日、週間予報では、今のところ「晴れ時々曇り」。きれいな夕焼けが色を落とし始めて・・・淡い藍色から黒に変わっていく狭間に、すうーっと尾を引く星がひとつ、現れてくれるのだろうか。その後、二日か三日もすると、今度は三日月の近くに輝きはじめると言うから・・・そっちのほうが、きっと絵になるかもしれない。それでも10日は、ワタシにとって特別な日。その日、彗星が最も地球に近づくのは・・・何か特別な気がして・・・訳もなく、うれしかったりする。春の宵、その日は春本番で、ナノハナをとおり越してサクラの咲く陽気になる予報。ちょっぴり特別な日曜日・・・49回目の“記念日”は、今から指折り数える・・・特別な日になった。