真夏日のはずが・・・

u-chanのNinjaと走るのは、ほとんど4年ぶりになる。そして、enduとは――rgv250で煙を撒き散らしていた頃だから・・・もう10年は過ぎているかもしれない。モトパーク森に行けなくなった金曜日、その二人にメールをしてみたら、どちらからもOKが返ってきた。西に北にと住むところのバラバラな3人が選んだのは、赤城山の東麓をぐるりと1周――大間々から足尾に抜けて、いろは坂を上がり、中禅寺湖を過ぎて奥日光を脇に見ながら金精峠に上り、吹割の滝まで下って、老神から赤城の東端を南下して、また大間々に戻る。ワタシのお散歩コースは、小田原在住のu-chanにとっては、かなりの遠征になる。それでも一番年下らしく、圏央道から関越、北関東と高速をつないで、元気にやってきた。それよりも、gpz1100なんて珍しいバイクを転がすenduが、集合時間の1時間半も前に到着していたことに、いきなり驚かされる。それを知らせるメールを見たのが、上武大橋を渡ってすぐのパーキング。空は薄い雲に覆われていて、Tシャツに薄手のパーカーで走るには、少し冷たい感じがする。広々とした片側2車線の高規格国道、17号線。「道の駅」がひとつあるだけで、他に何も無いアスファルトの上、dukeの非力な4サイクルが、唸りを上げて加速し続ける。