Riding high! 6(完)

nagasimaパパが、後ろに2台のマシンを引き連れて第3コーナーを立ち上がっていく――。

しばらくぶりに粗雑な走りを叱られたかったのに、最後の周回では、その差が少し離れてしまって・・・YZR500を駆る彼のように、うまくはいかなかった。一度グズると、なかなか返ってこない4スト150ccエンジン――再始動に手こずったryoは、そのKXのはるか後方でチェッカーフラッグをくぐっていた。バイザーを下げ、うなだれたまま、パドックへの坂を上っていく。軽井沢には、どうにも好い思い出をつくれない・・・残りは1つ、最後の10月に期待だ!