2年ぶりに榛名の夏

信号のない片側3車線の高規格道路を結局選んで、ひたすら南へと下がっていく。豚丼と半そばのセットで腹も膨らみ、インター近くの温泉でカラダをゆるめて、真っ暗な夜のハイウェイの真ん中の車線を流せば、思考がぼやけてくるのもしかたがない。かすれそうな記憶に青い光跡が、榛名の街を背に浮かんでいた。

<つづく>