B.C.R

米語ばかりの耳が、なじみの良い英語の歌詞をたどっていく。軽やかな8ビートのロックンロール、レスリー・マッコーエンの青い声音は、どこまでも伸びやかに、遠い昔の扉を叩く。KISSと時期を同じくして、若い女の子を熱狂させたBay City Rollers。瞳を閉じてRock and roll love letter・・・制服時代の淡い恋心に馳せる想いが、冷たい夜気に飲まれていく。