憂いなき休日

明けて月曜日のデスク。パソコンの画面に次々と、小さな明朝体の文字が打ち込まれていく。肩の奥には重りが挟まったようで、上がらないヒジをエッジに押しつけたまま、だらだらとキーを叩き続ける。工場の外はさらに蒸した夏日。余計なストレスから解放されたウィークエンドにはしゃぎすぎたカラダが、旧式のエアコンの風に当てられて・・・まぶたが重たくなってきた。うっすらと霞む液晶に、昨日の風景が映り込んでくる。

<つづく>