BRONX BOY

2,000 Man。アコーステックなストーンズのナンバーを歌っているのは、BRONX BOY。夜明けまで降り続けた雨が、ねずみ色の雲の鱗と北へと流れていって、黒いアスファルトに鈍く朝が滲む。キャビンに満ちた強烈なディストーション、雨上がりの光の中に、まだ暑かった九月の夜がよみがえる。

<つづく>