東京オリンピック

昭和三十九年三月、東京オリンピックの年に生まれた。そこから半世紀以上、令和の御代になり、自分は五十七歳になった。そして、コロナ禍の中で、再びこの日を迎えることになるとは、夢見心地だ。

稀に見る、いや、もう二度とないであろう特別な大会を母国で開催できたことに、いやでも誇らしい気分になる。「日本でよかった」、そう未来に語り継がれる大会であるようにと、掲げられた日の丸と君が代に願う。

明日は満月。アスリートと日本の、世界の未来に、幸あれ!